所在地

魚津市石垣地内

主要用途

セレモニーホール

構造

鉄骨造

規模

平屋建て

敷地面積

建築面積

延床面積

184.28 ㎡

急激な高齢化社会の中で葬祭の場が宗教建築から商業建築と言えるセレモニーホールに完全に移行しました。葬儀の変化はそれでとどまることは無く地縁関係や親縁関係の疎遠化によってますます合理的な死の儀式に変化しています。このホールは既存のホールに「はなれ」という形で増築した家族、親族を中心とした少人数の人たちだけで小規模に葬儀を行うためのホールです。死者との心暖まる最後の数日を過ごす場所としてきめ細かなソフトが計画されそれに対応した建築です。信仰を持たない人が多くなった現代社会で、遺族の立場にたって死者を葬るこのようなホールがこれから益々必要になってくることを予感しました。